ディペンドバイスについて
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ディペンドバイスPSSシリーズについてのQ&A
Q:DBSFシリーズとPSSシリーズとの違いについて教えてください?

A:例えばDBSF−5501FとPSS−5500F場合概観寸法はまったく同じですが大き

  な違いはPSSシリーズの場合はバイス面にセレーション加工が施されておりM.Cブ

  ロックの位置をセレーションピッチ内で簡単に決める事が出来、しかも同位置での再

  現精度は0.01mm以内と非常に高精度です。価格差はありますが日々の段取り時

  間の短縮と口金の直角精度からいってもこちらの方をお勧めしたいですね。

   DBSFシリーズにはセレーションはありません。

Q:マシンテーブルに対して直角方向に取り付けしたいのですが可能ですか ?

A:もちろん可能です。オプションのNo308を利用すればOKですよ。但しバイスの着脱

    が激しいとか、4〜5台の多連使用の場合はオプションのNo317シングル用ジグプ

   レートを利用すれば段取り時間の短縮ができますよ。又もう一つの方法としてオプシ

   ョンのNo309シングルプレートも良いと思います、マシンテーブルのT溝ピッチに

  合わせて穴あけ加工がユーザーサイドで自由に行えますし、バイスを精度良くX方向

  にスライドもできますので一層汎用性が増すと思います。

Q:部品及び本体の精度は?
A:詳細をご覧ください

Q:クランプが両側に広がる構造になっているが同じ方向に原点を取って多数個段取り

  が可能ですか?

A:もちろん可能です。両側でも片側でもクランプ可能なのがディペンドバイスの特長で

  す。詳しくはこちら

Q:クランプ用の口金とセレーションとの隙間どうなっていますか?

A:固定用(原点)口金(M.Cブロック)等はバイス本体セレーション部とは当然噛み合

  っていますが、L口金(移動口金)とセレーション部(基準面)とは0.5mm程度の隙間

  がありスムーズに可動する仕組みになっています。

Q:多連で使用したい場合、並列仕様として指定する必要がありますか?

A:その必要は無いと思います。その理由として私どものバイスは基準面高さの精度は

   全長に対して±0.01といった交差内にカタログ上でも明記されております。過去の

  例として以前に金型メーカー様からの御依頼で8台すべて高さ0.005mmに揃えて

  ほしいという御依頼があり追加加工をして納入した事は幾度かありますが、結果次

  回リピート時にはその御依頼はありませんでした。

Q:L口金のワークと接触する面にもM.Cブロックと同じ位置にタップ穴があるほうが良

  いのではないでしょうか?

A:何故L口金側にもタップ穴を施してないのかっ!といった御指摘だと思いますが、こ

  れには理由があります。それはタップ穴があると、その穴にキリコが入ってしまって

  掃除に手間がかかるといったユーザー様が結構おられると言った理由からです。

  タップ穴が必要な場合は弊社ではL口金タップ穴付として標準外で多少のストックも

  していますし、用途別口金等は基本的にタップ穴加工が施されたタイプとなっており

  ます、当方の提案としてはオプションのNo307生L口金を加工して使用されるの

  も一つの手じゃないのかなと思います。  

Q:何故通常バイスのようにバイス本体の直角方向にキー溝加工が施されてないの?

A:PSSシリーズは細長い形状のバイスです。キー溝加工付を標準とした場合、1ケ所

  にキー溝を入れても機械テーブルにセットする場合、直角度はほとんど出ませんし

  表側のセレーションとの位置関係もありまして、1台づつ精度の良いキー 溝を加工

  施して精度を整えるのはコスト面で非常に高くつきます。又多連使用がされる場合が

  多いので必要な場合は、現在では標準品を追加加工するか、もしくわ特殊品で最初

  から製作するかのどちらかの対応をさせて頂いております。もう1つの方法としては

  オプションのNo309シングル プ レートを利用する手もあります。

Q:PSSシリーズの場合、多連で使用する時、固定ブロックの位置関係の精度は?

A:基本的にバイス本体のセレーション精度がすべてですので。ここで製造過程を説明

  する必要があると思いますので少し紹介したいと思います。セレーション加工はNC

  研削盤で行っています、その時に数台を機械上にセットして研削加工を行うのですが

  そのロット(同時に機械テーブル上にセットした製品の事)には連番で製造番号を刻

  印します。多数台の出荷時は連番で出荷いたしますのでユーザー様で御使用の際

  にも連番でセットされればセレーションのピッチ精度は反映されます。

Q:バイスの材質はなんですか?

A:特殊鋼(火炎焼き入れ鋼)を空気焼入れ(総焼入れ)した後、全研削しています。故

  に長期間の精度保持が可能なんです。

Q:セレーション部にキリコが乗るとヤッカイだと思うが、その点はどうですか? 

A:通常MCで加工している時キリコがバイスに乗っても別段問題はないと思います。

  市販のバイスようにエアーブロウもしくわクーラントで除去できますので、但し段取り

  替えの場合はやはり綺麗に掃除して頂いて固定ブロックを移動させて位置決めをし

  て下さい。その場合キリコが噛むと位置精度が再現しませんので。

Q:クランプ力はどうですが、見た目では弱そうにみえますが?

A:ディペンドバイスは見て頂いたらおわかりだと思いますが、クランプ機構には古代か

   らの技法であるクサビの原理を取り入れたクランプシステムです。クサビというのは

   古代から大きな石を割るのにクサビの原理を使用してピラミッドやお城の石垣を敵

   当な大きさの石に割って造ってきたのです。クサビの威力の凄さがおわかり頂けた

  と思います。

Q:PSSシリーズを4〜5台並列にセットしたいが、この場合クランプ金具を使用しての

  セットでは段取り時間がかかって大変そうですね?

A:それは言われる通りです、バイスの取り外しが頻繁に行う可能性がある場合はサブ

   プレートの上にセットされる事をお勧めします。当方ではオプションでNo317のシン

   グル用ジグプレートを用意させて頂いております。(但しオーダー品です)

Q:鋳物材料を加工したいができますか?

A:素材形状と鋳型の抜き勾配及び素材寸法のバラつきによって左右されます。一度

   弊社へお問い合わせください。

Q:装着用穴のピッチが機械に合わないのでテーブルピッチに合ったものがつくれます

  か?

A:もちろん製作可能です。但し納期がかかるのとと発注台数が最低4台以上に限られ

  ます。その理由としては1〜2台ではコスト面で非常に高コストになってしまうからです

   ※手つくり的ではコスト面で無理なのです。

Q:生口金を利用して変形ワークを加工したいのですが、口金の成形加工をお願いする

  ことはできますか?

A:もちろん可能です。図面とワークサンプルが必要ですけど。
Q:大小の丸物ワークのクランプは可能ですか?
A:オプションのNo302V口金がいいのではないでしょうか。

Q:薄物ワークの穴明け加工と面引き加工があるのですがで2mm〜10mm程度なんで

  すがクランプ可能ですか? 

A:ワークの大きさはどれくらいですか、大きさが分からないとなんとも回答のしようがな

   いですね。どんな治具を使用しても同じですが、サイドクランプで薄物をクランプする

  場合は常にワークの歪は意識しなくてはなりません、かといって上部からのクランプ

   では段取り時間もかかるしプログラムにも神経をつかいますよね。厚み5mm以上

  サイズ100mm角程度ならオプションのNo303を利用すれば可能ではないでしょう

  か、但しトルクレンチで微妙なトルク管理が必要ですね。

Q:アルミワークを加工するのですがセレーション部に直接当てた場合キズがはいりま

  せんか?

A:これはある有名空気圧バルブメーカー様からのお引きあいを頂いた時の事ですが

  マニホールド(材質A6063S)の加工の際のキズについてでした。当方としましては

  ユーザー様から材料を頂きPSSバイスセレーション上に直接テストワークを置き縦型

  MCに25丸程度のドリルでかなりの速さで穴あけ加工をした事がありました、結果

  テスト材を見ますと確かにセレーションのマークはついていましたが、それは油膜を

  切っただけのマークでした素材そのものにはキズはついていませんでした。それで

  採用にはなりました。がしかしだからといって柔らかいワークをセレーション上に置く

  場合には細心の注意は必要だと思いますね。

Q:結構重量のある金型ベースのようなワークですが頻繁に使用した場合セレーシヨン

  部が痛んだりしませんか?

A:セレーションは切ってはいますが基準面としても使用できるように一山一山は平坦な

  部分がありますので、ほぼ平らと考えて頂いても差し支えはありません。尚本体全て

  にHRC55゜の焼き入れが施されていますので、平らなワークなら磨耗なんてしませ

  んよ。そりゃ〜ヤスリのような硬い、しかも角のある所で頻繁に当てるとそれは問題

  ですけどね。

Q:女性の作業者にワークの取り付けをして貰う場合とか作業者が良く変わる場合には

  トルクレンチを利用すればクランプ力を簡単に管理できて便利だと聞いていましたが

  何処のメーカーのどのタイプが良いのでしょうか教えてください。

A:推奨トルクレンチ

  50幅用 N230QLK((株)中村製作所)QL25N−MH((株)東日製作所)

  72幅用 N450QLK((株)中村製作所)QL50N−MH((株)東日製作所)

  ディペンドバイス使用の手引きP2を参照してください。 

Q:金型のベースとか入れ子の加工なんですがどうしてもワークが長いためバイス2連

  にまたがって使用するのですがその場合口金の平行はでますか?

A:基本的にバイス本体のセレーション精度がすべてですので。ここで製造過程を説明

  する必要があると思いますので少し紹介したいと思います。セレーション加工はNC

  研削盤で行っています、その時に数台を機械上にセットして研削加工を行うのですが

  そのロット(同時に機械テーブル上にセットした製品の事)には連番で製造番号を刻

  印します。多数台の出荷時は連番で出荷いたしますのでユーザー様で御使用の際

  にも連番でセットされればセレーションのピッチ精度が反映されます。

Q:4個同時にX方向の位置決めをしたいのですが何か良い方法ありませんか?
A:オプションのNo310ワークストッパー No315サイドプレートがお奨めです。

Q:側面加工も同時に行いたいのですが、その部分にストッパーを当てると加工ができま

  せん何か良い方法はありませんか教えてください。

A:オプションのNo310ワークストッパーの利用ですね、普通だとそのまま固定しますが

  この場合はワークストッパー固定用M6CBを位置決め完了後、緩めるとワークストッ

  パーが自重で回転しながら下方向に垂れ下がります、この動作により刃物との干渉

  を避けることができます。No315サイドプレートでも同じようにサイドプレートを上部

  にスライドさせてワークの位置決めを行い、その後M6CBを緩めるとサイドプレート

  が下方に下がります、この動作により刃物との干渉は避けられます。 

Q:ディペンドバイスはワークの浮き上がりが極小だと聞いて購入したのですがクランプ

  時にワークが浮き上がるのですがどうしてでしょうか?

A:同じような問題が発生した事がありました。(1)はバイス装着用穴すべてを使用して

  バイスを固定していなかった場合。(2)はクランプ金具を使用でバイスの両端2ケ所

  しか固定していなかった場合。 (3)は市販のバイスでディペンドバイスを挟み込ん

  で使用していた場合と3例ともワークの厚みにバラつきがでて、ワークが浮き上がって

  しまうとのクレームでした。このような使用の仕方は避けてください。厚みはでません。

  この現象はワークが浮き上がっているのではなく、バイスがそってしまっている場合に

  このような現象が起こります、この場合移動口金が堅くて動かなくなったりします。

  ディペンドバイス使用の手引きP3−1バイス装着上での注意点を参照してください。

Q:もっと長いサイズの物はありませんか?

A:現在のところ全長700mmが一番長いタイプです。一体物ではこれが最長です。

   必要な場合は2台を直列にセットしてください。

Q:ディペンドバイスで自動クランプはできませんか?
A:標準ではエアーシステムバイスも有りますし、特注品もありますよ。

Q:長尺ワークの多数個セットをしたいのですが手締めだと移動距離が長い為作業者の

  負担になってしまい加工がスムーズに進みません、何か良い方法はないですか?

A:自動クランプシステムされたらいかがですか?(特注ですが)
Q:締め付け力の目安は何かありますか?
A:ディペンドバイス使用の手引きP2を参照してください。

Q:機械内部の干渉とマシンテーブルに制約があり標準長さのバイスが取り付けできま

  せん、しかし当方としましては少しでもスペースの有効利用を考えています。長さのみ

  のオーダー品は製作可能ですか?

A:もちろん製作可能です。但し納期がかかるのとと発注台数が最低4台以上に限られ

  ます。その理由としては1〜2台ではコスト面で非常に高コストになってしまうからです

   ※手つくり的ではコスト面で無理なのです。

  他の方法として緊急の場合はワイヤーカットでの切断は良くされてますよ。

  ※バイス本体は総焼入れですのでワイヤーで切断しても変形はいませんよ。

Q:PSSシリーズを横型MCで使用していますが、最近ワークサイズの小さなものが増え

  てしまって50mm幅じゃ側面加工ができなくて困っています、もう少し幅の狭いバイス

  はありませんか?か・・といって現在のバイスを取り外したくはないしね!

A:最近ですけどPSSシリーズで30mm幅タイプを新製品で出しています。最近良く使用

   されるようになりましたよ。このバイス親亀の上に小亀じゃないけど50/72幅の上に

   旨くセット出来るようにシステム化がされていて、基準システムの上にセット可能です

   ので短時間段取り可能です。

Q:最初はセットで購入していたのですが本体と部品のバランスがうまくいかなくなってし

   まいました。部品のみの購入はできますか?

A:バラ売りOKです。但し物によってはセットの方が経済的かもね。
 
 
 
 
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